2月突入です 少しKW車高調について

posted on 2018年 2月 1日

こんばんは!
ご迷惑をお掛けした1月も終わり2月に入りましたね
動けなかった分以上に楽しい話ができるように頑張ります

ここ最近の作業はオイル交換などのメンテナンスが多いですね
みなさん、しっかりと考えていられるので大変うれしいですよ
画像の方も残してないことが多いので、少しだけつまらないかもしれませんが
お話でもしていきます!

みなさんはどんな内容にご興味をもたれますか?
うちではお電話などでの相談が一番多いのはやっぱり車高調のことなんです、、、

「たくさんあるメーカーの違いは何か?」「車高調をつけることで純正の乗り味からどう変わるのか?」
「あまり車高を下げたいわけではないのですが、良い乗り心地になりますか?」
「どのくらい下がりますか?」「他店舗で車高調をつけたのですが言われたほど良くないのですがなんとかなりますか?」
「KWのラインナップの違いを教えてください」
などそれぞれの考えの中、さらに楽しむために一歩進まれる車高調への興味や不満なんですね

まず当店では一部のメーカーは取扱いをしておりますが 
ほぼドイツKW社の製品を使用させて頂きます
これには、大きな訳ももちろんありますよ

取り扱うメーカーを絞る大きな理由としては
そのメーカーの動きのクセや、長所、短所もしっかりと知ることができるんです
良いものとしてご提案するためには必ず短所も知っておく必要があります
数をこなすことで同じようなポイントで同じことが起こる、、、これを確認できれば
一つのスキルとしてお話できることができますもんね

こっちもいいですよ!あっちもいいですよ! ってメーカーが違えば性格は全く違うんです
提案する側は、この乗り味が好きだ!と思えるメーカーはきっと何種類もないはずなんです

とは言っても正直 メインで扱っているKW社の車高調は全部良いわけではありません
これ言ったら叱られるかもしれませんが、合わない車両は全く的を外してますね
正直純正の方が良い場合も結構あります 笑
ドイツ人と日本人の考え方の差もあるかもしれませんが、、、

あとは現在のダウン量は昔のKW社のような100ミリダウンとかは一切ないです
ヨーロッパのレースシーンでの使用が多くなったり、純正装着パフォーマンスとして使用されたりと
ショック、コイルだけの動きを考えるだけでなく
車全体のポテンシャルを上げるためのパーツとして取り組まれるようになった為に、
大幅なローダウンでは付属するアーム類の動きがとれない!
となっていったんだと僕は勝手に思っています 笑
コストの掛かったステンレスケースは雪の多いヨーロッパならではでもあります

種類としては簡単にご説明させて頂きますと以下の形になります

V1.減衰固定式コイルオーバーkit

エントリーモデルで車高調整をバリアブルのコイルを使用して行います

V2.伸び側減衰調整式コイルオーバーkit

縮んだコイルの伸びようとするスピードをショックの減衰によって調整できます

V3.伸び側、縮み側減衰調整式2wayコイルオーバーkit

縮もうとするコイルのスピード、伸びようとするコイルスピードをショックの減衰によって
別々に調整できます これが2wayです

ストリートコンフォート.伸び側減衰調整式コイルオーバーkit

V1のショック減衰を基準とし、コイルレートをソフトに変更これにプラス
伸びようとするコイルのスピードをショック減衰で調整できます

クラブスポーツ.伸び側、縮み側減衰調整式2way,3wayコイルオーバーkit

コイルを直巻きに変更し減衰圧もアップしたものに
コイルの伸びようとするスピード縮もうとするスピードをショック減衰にて別々に調整できます2way式と

縮もうとするショックスピードをハイスピードとロースピードに分けて調整する3way式があります
こちらはKW社アッパーマウントが付属してキャンバー調整も可能になります
ハイスピードのサーキットなどで使用されるケースが多いですね

コンペティション.オーダーモデル

コンペティションはオーダー品となり、コイルレートやショック長、減衰圧がオーダーにて製作されるモデルです
内部がかなり繊細となる為にサーキット専用品と言っても大げさではないかと思います

これに付け加えて、ここで先日も話した僕が今一番興味を示すモデルが

V4.縮み側Low、High、伸び側減衰調整式3wayコイルオーバーkit

ストリートでの使用を中心に開発された3wayのモデルになります!
同じ3wayではクラブスポーツがあるではないか?と思われますが
ショックの内圧やコイルレートの高さによって街乗りではちょっとキツイ部分をどうしても感じてしまうのです

これをストリート向けに内圧、コイルレートを設定することによって、より繊細に乗り味を楽しむことができるはずです
V3で、もの足りなく感じたコイルの縮む時のスピードを別々にショックのスピード調整によって変化を与えられます

少し説明すれば、同じ段差を速い速度で通過するのと遅い速度で通過するのではショックの動くスピードが違います
例えばショックの減衰を調整しようとしても、乗り味を判断するのは一定の速度でになると思います
「あそこの道は今の減衰の設定でいいんだけど、ここの道を走る時にもっとこうなってほしい」ということが起こる感じです

これがKWのV4では、速い速度で通過した場合はハイスピード、遅い速度の場合はロースピードとして
別々に調整できるようになります 上手く調整ができれば脚の動きは一定となり車の動きも安定します
よく聞く一発で収まる脚となるわけですね

笑い話でサロンの時に
「私たちは、お前の車と同じものを持っている その車でセットアップした商品だ!
今までにない出来だ 是非付けてくれ 気に入らなければ外して返品してくれればよい!」
っとKW社の方から話がありました まあ心の中では、ある程度使って気に入らないとか言って返品しようかな? 笑
とも冗談で思いましたが、その時の自信満ちた言葉が、ずーっと頭の中に残っていたのです

よりお客さんに、もっと深く知ってもらう為にも僕自身が経験してみることにしました
春には届くであろう商品ですが、大変楽しみなんです!
ただ まだまだラインナップ予定も少ないのが寂しいのですが、、、

近年の車はシャシー構造も良くなったので、ブッシュ系補強を見つめなおすことで
脚の動きが分かり易くなりました
動きにくかった脚は動かなくてはならなくなった!に変わりました
KW車高調をもっと楽しんで頂く為には施工する側ももっともっと努力をしなくてはならないですね

結構長くクドイ話にはなりました

もっとクドイ話が聞きたいならば是非ご来店ください お待ちしております

Mouf. モウフ
〒701-0145 岡山県岡山市北区今保189-1
当サイトの文章・画像等の無断転載及び複製等はご遠慮ください。
No reproduction or republication without written permission.
関連記事